恵那 銀の森

銀の森の想い

銀の森の想い 銀の森の想い

ぼくたちは
急ぎすぎていないだろうか。

私たちはもっとゆるやかな流れの中で、暮らしが始まってほしいと願っています。
草のニオイを覚えていますか。桜の花は好きですか。星を見たのはいつのことですか。
家族で食事を楽しんでいますか。ここでは、裸足で芝生に寝っころがって流れる雲なんか眺めてほしいと思います。
子どもたちは少し服が汚れるくらい遊んでほしいと思います。
木陰で読書としゃれこんで、手づくりケーキを楽しんでください。
鳥が唄い、風がそよぐ「おいしい」「楽しい」「のんびり」の森があります。
忘れかけていた季節がふっとよみがえる感覚再生創造の瞬間。
森は僕らの学校です。
「今日をていねいに充分楽しみなさいな」と恵那山は笑う。
またひとつ、おいしいが生まれる 恵那 銀の森。

ニッポンってステキだと思う。

つくるということは、食べていただく人の顔を想いながら、こころを込めるということです。
まだ見ぬあなたのことを想い描いても、なかなか顔が見えません。
私たち銀の森には、たくさんの職人と呼ばれているものづくりのプロがいます。
しかし、職人たちも家に帰れば普通のお父さんであり、息子や娘です。
ですから銀の森の職人は、子どもたちの顔を思いながらケーキを焼きます。
おくどでは夫の喜ぶ顔を浮かべて大好きなお肉のそぼろを炊きます。
栗のお菓子は親友へのお届けものです。
若い人にとっては、少し古くさいかもしれませんが、日本の食文化や手づくり、旬、地域食等にも拘りをもって「ものづくり」をしていきたいと思っています。
伝統を重ね新しい食文化の提案をします。
「なつかしい未来へ」私たちのものづくりのテーマでもあります。
鳥が唄い、さわやかな風が舞う、恵那銀の森で今日もコツコツと「おいしい」「たのしい」ものづくりの音を響かせ、あなたの笑顔をつくります。
出会ってくれてありがとう。

森と人をつなぐ場所であること

森で豊かに、森を豊かに。
わたしたちは「森」にはトクベツな力があると信じています。
わたしたちの事業の根幹であるおせち料理も「自然に感謝する想いから」発生し、形を変えながら今も受け継がれている食文化です。
今も昔も変わらずに、自然の恵みに感謝し、自然と共生する社会を「銀の森」という施設を通じて感じていただけたらと思っています。
鳥が唄い、さわやかな風が舞う、恵那銀の森で今日もコツコツと「おいしい」「たのしい」ものづくりの音を響かせ、あなたの笑顔をつくります。

※重箱食堂かさねは2024年1月8日をもって閉店致しました。