今年のどんぐり拾いも、はや4回目!杉の子幼稚園・年少さんの元気な声が、
ゴルフ場跡地内に響きます。気持ちの良い快晴に恵まれて、子どもたちも
大はしゃぎ。森に入るや「あった!」「見て!」「どんぐりあったよ!」
と森じゅうを駆け巡ります。
短い時間で見つかったのは、どんぐり、まつぼっくり、そよごの実、べにたけ、
やままゆのサナギの殻…どんぐり以外にもある彩り豊かな発見が、子どもたちの
感性をくすぐっているようでした。
とったどんぐり、見せて!とお願いすると、あるわあるわ。牛乳パックを
使ったどんぐり入れが、いっぱいになっていました。おみやげ、たくさん!
持って帰って、大事に使ってほしいものですね。
そして、今年最終回となる5回目。中津川保育園と、坂本さくらこども園の
年長さんがやってきてくれました。残念ながら、午前は雨。このゴルフ場
跡地のことを説明したあとは、どんぐり拾いを、お天気が少しでも良さそうな
午後に延期しました。
まずは室内のポット植えからスタート!年内最後となるため、ひとりみっつずつ
どんぐりポットを作ったら、余りのどんぐりも植えてもらい…
すごい数の苗ポットができました!壮観です…
苗植えのあとは、ボランティアさんが持参したドローンの飛行を見学し、
さらにテーダマツのまつぼっくりを使った工作教室も。
雨の日だからこそ、盛りだくさんとなりました!
おひるごはんを食べたあとは、絵本の読み聞かせタイム。
森を意識する、良い時間になったところで、雨が小降りに。
子どもたちは、やっとどんぐり拾いを楽しむことができたのでした。
良く見れば、どんぐりも個性豊か。
まだまだ若い、こならのどんぐり。
天然パーマが印象的な、くぬぎのどんぐり。
ちょっと細長い、まてばしい!
根っこを出して気が早いものも!しっとりと濡れた森の落ち葉を踏みしめて、
子どもたちはバリエーション豊かなどんぐりに触れることができ、スタッフも
胸をなでおろしたのでした。
今年も盛況のうちにどんぐり拾いは幕を閉じました。でも、どんぐりたちの
本当のスタートはこれから。四季を乗り越えて若木に育ったどんぐりは、
今後、私たちがしっかりと森づくりに生かしていきます。
ぜひ今後も銀の森の森づくりにご注目くださいね。
なによりご協力いただいたボランティアの皆さん、そして園の先生方、
本当にありがとうございました!