おせちメーカーとして約半世紀の歴史を刻む、恵那銀の森。
創業者・渡邉大作の夢「森と共生したい」という強い想いから
ゴルフ場跡地を買い取り、この跡地を森に還す森づくり事業を
2020年にスタートさせました。
このブログでは、この事業を担う、私たち「3代目森の番人」2名の
夢と希望、ワクワクだけでなく、苦悩やつぶやきもお伝えしたいと思います。
今回は、森づくりの新たな仲間をご紹介させてください。
私たちが森をつくるミッションを実現しようとしているのは、広大すぎる
ゴルフ場跡地。膨大な草を管理するには、生半可な草刈機では、まったく
歯が立ちません。それだけに、かつてから大型草刈機が活躍してきました。
しかし、ゴルフ場の営業当時から稼働してきた機械だけに、新たな機械の
必要性が高まっていました。
そして、11月某日。ついに、ついに、ついに、、、待ちに待った新車(!)が
やってきました!正式には「乗用3連ロータリーモア・『バロネス』」。
おなか側に長さ53cmのナイフを3枚備えた、夢の大型草刈機です。
この機械がスゴイのは、10年は軽くもつというタフなエンジン(この“心臓”製造が
追いつかず、現在は1年待ち)、どんな地形も走っていけるゴツいタイヤ、そして
1.5mにもなる刈幅。前職場で私が乗っていた乗用草刈機が刈れたのは80cm弱です
から、約2倍の効率となる計算です。凄すぎる…。ちなみに、重さは914kg。
子どもたちに大人気、コニちゃんが153kgらしいので、6人分の重さ!!!!
もちろん、便利なことばかりではありません。これから身につけなくては
いけないのは、運転技術とメンテナンスの技術。マニュアルがちゃんとついて
きているので、熟読が必須です。将来的には、ごく自然体こなせるように
ならないと…。寝る暇が、惜しい!!
ちなみに、旧バロネスは初代森の番人とともに現役続行中です。ゴルフ場が開業
した1990年に稼働を開始したとして、御年は30歳。永きにわたる活躍で各所が
傷んでいるものの、初代の入念なお手入れで、元気、元気。私も初代森の番人
同様、新たなパートナーに愛を注ぎたいと思います!
さて、この草刈機とともに生み出す森は、軽井沢のような異国情緒がある森?
食べられる山野の果実が味わえる、フードフォレスト?
それとも、ワイルドさあふれる、原野のパノラマを生かした森?
どの森も作ってみたい!…ということで、新バロネスには苦労をかけますが、
バリエーションあふれる森づくりに大・大・大活躍してもらいたいと思います!
恵那銀の森は、人と森が共生できる社会を目指し、人と森をつなぐ
場所づくりのひとつとして、閉鎖されたゴルフ場を人が集える場所に
していく「森づくり事業」を進めています。 いつの日が子どもの笑顔が
あふれ、人々が森の癒しを感じてもらえる森ができる日まで。
私たちの取り組みは続いていきます。
http://ginnomori.info/shisetsu/ginnomori_vision.htm