5月20日
今日は、恵那市にて「次米お田植えまつり」が行われました。
その昔、飛鳥朝廷にこの地のお米が奉納されていた事からはじまったこのお祭り。
朝廷に奉納するお米の事を「次米(すきまい)」と呼んでいた事から、
「次米お田植え祭り」とお祭り名にも次米が入っています^_^
毎年この季節になると、飛鳥時代に習って、
白装束を身に着けた早乙女たちがお田植えを!
その姿は飛鳥時代までタイムスリップしたかのようです。
今日は、午前10時よりお祭りがスタート。
浦安の舞が舞い、お田植えが始まります。
実際にお田植えをする、その斉田の周りでは
おなじく白装束の早乙女たちによるお田植えの舞。
お田植えの舞には、正家地域の小学校や高校生も。
地域の公民館などで練習されるそうです。
指導はなかなか厳しいのだとそう…!
会場には、飛鳥朝廷に奉納されていた事を記す「木簡」の展示や、
地元グルメ、お田植え祭りグッズの販売なども。
↑明日香村から発掘された「木簡」。
恵奈(=当時の恵那のこと)と記されており、この地から次米が奉納されていた事を記しています。
↑地元グルメ屋台も♪
五平餅、朴葉寿司、へぼ料理、ぱかんせんべい、柚子スイーツなど。
恵那を感じるグルメたちがずらり^_^
↑早乙女のお人形も。すべて手づくりです!
↑可愛い早乙女たちがポーズを決めてくれました♪
練習は大変だけど、踊って楽しかった~との声。
笑顔がとってもかわいいです^_^
お田植え祭りで植えられた苗は
夏を越し、秋に実りの時をむかえると
奈良の天武天皇陵と薬師寺に奉納されます。
稲が刈られるのは、9月17日。
「次米抜き穂祭り」にて行われます!
今年も豊作に実りがありますように♪
お米のお祭り「次米お田植え祭り」
投稿日:2017年5月20日 更新日:
執筆者:銀の森