恵那 銀の森 公式ブログ

岐阜県の恵那山のふもと「恵那 銀の森」。四季折々の季節を告げる木々と小川のせせらぎに包まれた小さな森の中で、おいしい・のんびり・たのしい時間をお過ごしください。

森づくり活動

今年初のどんぐり拾い![2020年10月①]

投稿日:2020年10月15日 更新日:

ゴルフ場跡地となって、はや数年。

ほとんど人の手が入らなくなった
この森ではありますが、
木々はきちんと季節を刻んでいます。


もちろん、どんぐりの木も例外ではありません。

そんな秋の実りを
楽しみながら、森を育てようという活動「どんぐり拾い」が
今年も始まりました。

トップバッターとなってくれたのは、
杉の子幼稚園の年少さん。

まだまだ3歳という年齢ながら、おシゴトはばっちり!
どんぐりを見つけては、スタッフのもとに持ってきてくれます。

恥ずかしいのか、なかなか大きな声は出せなかったけど、
「どんぐりあったよ」「マツボックリもあるよ」と教えてくれました。

次なる拾い手は、同じ杉の子幼稚園の年中さん。
年少さんより体も大きくなった年中さんたちは、めいめいが
紙でつくったどんぐり袋(と呼べばいいのかな?)を持って
きてくれました。

まずはここがかつてゴルフ場だったこと、ここを森に戻すために
どんぐり拾いをお手伝いしてほしいことを伝えると、しっかりと
理解してくれた年中さんたち。

森に入ってどんぐり拾いを始めると、やっぱり勢いが違います。
「あった!」「こっちにもある!」「セミの抜け殻もあったよ」
いろいろな発見を声に出しては、次々にどんぐりを袋に入れていきます。

どんぐり拾いのあとは、ポットにどんぐりを植え付け。
早く大きくなあれ~と願いを込めて、ふたつのどんぐりを
ポットへ入れました。

お仕事を終えたあとは、絵本の読み聞かせタイム。中津川図書館の
ボランティアさんのお話に、真剣に聞き入っていました。

子どもたちが植えてくれたどんぐりポットは、ひとりにつき3つずつ。
うち2つは銀の森が育て、ひとつは子どもたちが持ち帰り、園で
育ててもらいます。「お水をあげて、大切にしてね」というスタッフの
言葉に、しっかりとお約束してくれた子どもたち。

子どもたちのいっぱいの愛情に、きっとどんぐり達は
芽吹きで応えてくれるはずです。

-森づくり活動

執筆者:

関連記事

豊年祭でミニ門松づくり★

おせちメーカーとして約半世紀の歴史を刻む、恵那銀の森。創業者・渡邉大作の夢「森と共生したい」という強い想いからゴルフ場跡地を買い取り、この跡地を森に還す森づくり事業を2020年にスタートさせました。 …

どんぐり拾い[2018年10月①]

銀の森の近くにあったゴルフ場が閉園されて約2年 荒れ地になってしまったこの森を 人と自然が共生できる森に再生する「森づくり活動」が始まりました。 その活動の一環として 先日、中津川市内のこども園の年長 …

枯れマツ伐採作戦!

おせちメーカーとして約半世紀の歴史を刻む、恵那銀の森。創業者・渡邉大作の夢「森と共生したい」という強い想いからゴルフ場跡地を買い取り、この跡地を森に還す森づくり事業を2020年にスタートさせました。 …

どんぐり観察日記[2019年4月]

どんぐりの芽が出ました! 想像していた双葉のような芽ではありません。細かなうぶ毛のようなものが周りを覆う、ちょっと変わった芽。 どんぐりってこんな芽なんだ!と、ちょっと感動しました。 クヌギのような形 …

「チーム森の番人」が挑む、かぼちゃづくり

おせちメーカーとして約半世紀の歴史を刻む、恵那銀の森。創業者・渡邉大作の夢「森と共生したい」という強い想いからゴルフ場跡地を買い取り、この跡地を森に還す森づくり事業を2020年にスタートさせました。 …

アーカイブ